【えっ??!!また消費税増税??】

こんにちは!高齢者相談センターケアリビングの小池です!

 

昨夜のTV番組で菅義偉官房長官が以下の発言。

「将来的なことを考えたら行政改革を徹底したうえで、

国民にお願いして消費税は引き上げざるを得ない」

その後、本日11日の閣議後の記者会見で、消費税率の引き上げについて

「安倍晋三首相は今後10年上げる必要がないと発言した。私も同じ考えだ」

と新たに意向を発信。昨夜の発言の意図としては、

「あくまで将来的な話としてお答えした」とのこと。

 

国民の関心度が高い中、且つ大事な選挙前にて、

賛否分かれそうな発言だと感じましたが、

本日の中で若干の軌道修正でしょうか。

改めて消費税の導入・増税の歴史を振り返ると・・・

首相 年月
大平正芳 1979年1月 財政再建のため「一般消費税」導入を閣議決定。同年10月、総選挙中に導入断念を表明したが、大幅に議席を減らす。
中曽根康弘 1987年2月 「売上税」法案を国会に提出。国民的な反対に遭い、同年5月に廃案となる。
竹下 登 1988年12月 消費税法成立。
1989年4月 消費税法を施行。税率は3%。その直後、リクルート事件などの影響もあり、竹下首相は退陣表明、同年6月に辞任。
細川護煕 1994年2月 消費税を廃止し、税率7%の国民福祉税の構想を発表。しかし、連立政権内の足並みの乱れなどから、発表翌日に撤回。
村山富市 1994年11月 消費税率を3%から4%に引き上げ、さらに地方消費税1%を加える税制改革関連法が成立。
橋本龍太郎 1997年4月 消費税率を5%に引き上げ。
鳩山由紀夫 2009年9月 「消費税率は4年間上げない」とするマニフェストで民主党が総選挙で勝利、政権交代を実現。
菅直人 2010年6月 参院選直前に「消費税10%」を打ち出し、選挙に惨敗。
野田佳彦 2012年6月 消費税率を2014年に8%、15年に10%に引き上げる法案を提出。8月10日、参院本会議で可決成立。
安倍晋三 2014年4月 消費税率を8%に引き上げ。
2014年11月 2015年10月の税率10%への引き上げを2017年4月に1年半延期。
2016年6月 2017年4月の税率引き上げを2019年10月に2年半延期。
2018年10月 2019年10月に税率10%に引き上げる方針を表明。
2019年10月 消費税率を10%に引き上げ。軽減税率を導入し、食品(外食・酒類を除く)と宅配の新聞の定期購読料は現行の8%の税率を維持する。

引用元:公益社団法人ニッポンドットコム

 

要約すると、

①選挙前等に消費税増税(導入)に関して言及

②国民の猛反対

③選挙状況を鑑みて発言撤回

④選挙当選

⑤やっぱり増税

 

・・・なんだか「歴史は繰り返す」的な波が来ているような・・・

 

14日投開票となる総裁選、有力視されている菅官房長官ですが影響は出るのでしょうか?

新総裁の任期が21年9月末迄となっています、その先を見据えているのでしょうか?

どうにも、今後もまだまだ、目が離せない状況が続きそうです。

 

よい週末を!それでは!!